テラリウムに使う植物で『苔|ヒノキゴケ』について、特徴や育て方などを説明していきます。
テラリウムに使う植物『ヒノキゴケ』とは
本州から九州にかけて分布しています。
背が高く、やわらかなイメージの姿が特徴です。
別名「イタチノシッポ」とも呼ばれ、葉がしなやかで動物の毛並みのような美しい姿をしており、とても人気の高い苔です。
半日陰か日陰に生息しています。
湿った場所を好むため、乾燥を防ぐために容器は蓋ありのものがいいでしょう。
『苔|ヒノキゴケ』のサイズ
おおよそ5~10センチの物が多く、苔の中では背の高い部類に入ります。
「木」に見立てて配置をするなど、工夫次第で使い方の幅が広がります。
『苔|ヒノキゴケ』の育て方
半日陰か日陰を好むため、比較的光のあたりにく部屋でも育てることができます。
乾燥や蒸れに弱い、暑すぎる部屋ではすぐに蒸れてしまいます。
その為、蓋つきの容器を使用しつつも、2日に1回程度は換気をするとよいでしょう。
また、高さがあるので、容器は背の高いものが適しています。
容器に入れる際は、茶褐色の物は丁寧に取り除いておきましょう。
毛先が茶色になってきた場合は、トリミングして取り除くと、きれいな緑色を保つことができます。
『苔|ヒノキゴケ』の姿
葉先が細く、なめらかできれいですね。
『苔|ヒノキゴケ』の乾燥状態
乾燥してくると、葉が全体的にしぼんできますので、霧吹きなどで水をあげましょう。
『苔|ヒノキゴケ』の作品
ヒノキゴケを使った作品を紹介していきます。
(1)ヒノキゴケ単体
ヒノキゴケのみで作成しました。
中央に束ねるように配置しています。
(2)ヒノキゴケ・コツボゴケ・ホソバオキナゴケ・石
使用素材
- ヒノキゴケ
- コツボゴケ
- ホソバオキナゴケ
- 石(雲母花崗岩)
- 石(石英)
高さと形状の異なる3種類の苔と、石を使い作成しました。
高さのあるヒノキゴケは、後方に配置しています。
机の上に飾っておきたい1品になりました♪
(3)ヒノキゴケ・カモジゴケ・鹿のフィギュア
使用素材
- ヒノキゴケ
- カモジゴケ
- 鹿のフィギュア
高さのあるヒノキゴケと、低いカモジゴケを使ってみました。
ヒノキゴケと木に見立て、カモジゴケを芝生に見立てています。
かわいらしい作品となりました♪