テラリウム用品の中で『土・砂・ソイル』の入手方法と値段の目安を紹介していきます。
テラリウム用品:『土・砂・ソイル』
テラリウムでメインとなる植物を支える土台である土壌。
ソイルとも呼ばれ、あまり注目はされませんが、とても大切な役割を担っています。
今回はその縁の下の力持ちである「土・砂」の入手方法にフォーカスを当てます。
「土・砂」については別記事で詳細に書いていますので参考にしてください。
入手方法は『実店舗』か『インターネット』の両方で可能です。
さっそく見ていきましょう♪
テラリウム用品:『土・砂・ソイル』を『実店舗』で入手
まずは実店舗での取り扱いと値段の目安を見ていきます。
園芸用品ですのでホームセンターが扱っており、店舗出入り口に積まれた土や砂を見たことのある方は多いでしょう。
また100円ショップでも園芸コーナーが充実している場合が多く、合わせてチェックしてみましょう。
まずはホームセンターを見ていき、その後、100円ショップの代表的な店舗を見ていきましょう。
カーマ21|テラリウム用品『土・砂』
ホームセンターの最大手であるDCMホールディングスが展開しているカーマ21です。
本社が愛知県にあるので、東海ではとても多く見かける店舗となっています。
パレットの上にたくさんの袋が陳列されています。
DCMのプライベートブランド商品も多く見受けられます。
赤玉土
テラリウムでの使用用途を考えると「赤玉土」がメインとなります。
園芸用としても広く使われており、「通気性・保水性・排水性」に富んでおり万能用土として知られています。
肥料成分が無いため、虫や菌の寄り付きが無いのも人気の理由です。
通常、pHは弱酸性となっています。
・赤玉土(小粒) 10L 248円(税別)
通気性・排水性・保水性に優れています。
・赤土玉(中粒) 10L 248円(税別)
通気性・排水性・保水性に優れています。
赤玉土には「硬質」のものもあり、粒が壊れにくくなっています。
・硬質赤玉(小粒) 14L 598円(税別)
粒が型くずれしにくく、通気性・排水性・保水性に優れています。
・硬質赤玉(中粒) 14L 598円(税別)
粒が型くずれしにくく、通気性・排水性・保水性に優れています。
硬質にする手間があるため、普通の赤玉土よりも割高となっています。
「焼成」とは高温で焼き固めて作ったとの意味で、これにより硬質になります。
くん炭
くん炭 50L 980円(税別)
殺菌作用・酸性土壌の中和・有用微生物のすみか
保肥性アップ・根の生育が良好に・排水性アップ・通気性アップ
赤玉土に混ぜて使うことがよくありますね。
軽石
その他に、小石や軽石といった石を使うのもよいでしょう。
・軽石(中粒) 10L 498円(税別)
培養土の水はけ向上に
・軽石(小粒) 10L 498円(税別)
培養土の水はけ向上に
川砂
川砂 10L 498円(税別)
排水性が非常によく、他の用土と混ぜ合わせると理想的な用土ができあがります。
バーミキュライト・パーライト
バーミキュライトやパーライトも土台としてよく使用されます。
・バーミキュライト 20L 598円(税別)
保水性と排水性が良く、保肥性も高い
・パーライト 14L 598円(税別)
排水性を向上しつつ、保水性も向上
小袋での販売
10~14Lといった大きな袋の場合、余ってしまうこともよくあります。
特にテラリウムとして屋内で使う時には少量となります。
店舗内(建物内)には小袋での販売もしている場合が多く、チェックしてみると良いでしょう。
充実したラインナップ。さすがです。
小袋|赤土玉
赤玉土(小粒) 5L 298円(税別)
通気性・排水性・保水性に優れています。
先ほど紹介した「赤玉土(小粒)10L」よりも高いという不思議。。
小袋|くん炭
くん炭 2L 298円(税別)
通気性・排水性の向上
小袋|水苔
・水苔 150g 368円(税別)
・水苔 500g 1080円(税別)
小袋|サボテン・多肉植物の土
サボテン・多肉植物の土 5L 398円(税別)
このまま使える専用培養土
サボテンや多肉植物を使う時には便利な土ですね♪
小袋|マルチングストーン
マルチングストーン Mサイズ 398円(税別)
インテリアグリーンの装飾に!
白石はインテリアとの相性も良く、スマートな印象になります。
使ってみるのも面白いですね。
「カーマ21」とは「カーマホームセンター」の大型店舗版で、通常の2倍程の敷地を使い『プロ』しか使わないような特殊資材も扱っています。
コーナン|テラリウム用品『土・砂』
ホームセンターでは全国4位のコーナン。
大阪を拠点とし、400店舗以上で展開しています。
赤玉土
・赤玉土(中粒) 12L 298円(税別)
・赤土玉(大粒) 12L 328円(税別)
カーマは10L入りでしたが、コーナンは12L入りとなっていました。
その分値段も割高となっているので、さほど値段に差異はありません。
くん炭
くん炭 14L 398円(税別)
バーミキュライト・パーライト
・バーミキュライト 20L 698円(税別)
・パーライト 20L 698円(税別)
バーミキュライトはカーマと同量ですが100円割高。
パーライトはカーマ14Lに対し20Lと多くなっています。価格は100円アップしていますが、量を考えると単価は安くなっています。
小石が豊富
店舗の差はあると思いますが、私が訪問したコーナン(愛知県の店舗)では、小石のラインナップが豊富でした。
だいたい10Lの量で400~600円程度で販売されていました。
アクセントとしても使えるので、1つ購入しておくのも良さそうですね♪
小袋|赤玉土
・赤玉土(中粒) 5L 248円(税別)
・赤土玉(小粒) 5L 248円(税別)
大袋が12Lで298円(税別)と考えると、ずいぶんと割高感があります。
しかし余ってしまうと困る(アパート暮らしなど)場合は、こちらを使ったほうが良さそうですね。
小袋|くん炭
くん炭 2L 198円(税別)
小袋|バーミキュライト・パーライト
・パーライト 5L 298円(税別)
・パーライト 3L 198円(税別)
・バーミキュライト 5L 298円(税別)
・バーミキュライト 3L 198円(税別)
こちらも「大袋 20L 698円」に比べると割高にはなりますね。
小袋|ハイドロコーン・木炭
・ハイドロコーン 198円(税別)~
・木炭 198円(税別)~
ハイドロコーンや木炭も小袋で販売されているので助かります。
小袋|水苔
水苔 1kg 1980円(税別)
スーパービバホーム|テラリウム用品『土・砂』
本社を埼玉県に構えるLIXILビバのホームセンターです。
ホームセンターとしては全国6位の規模となっています。
赤玉土
赤玉土(小粒) 14L 278円(税別)
プライベートブランドがありました。
・硬質赤玉土(小粒) 13L 528円(税別)
・硬質赤土玉(中粒) 13L 528円(税別)
なんと!あの「二本線の硬質赤玉土」も並んでいました。
プライベートブランドの商品の倍程度の価格になっています。
粒の硬さ、つぶれにくさ、サイズの均一さを兼ね備えており、最高級硬質赤玉土と言われています。
とても人気が高く、ホームセンターでは初めて見ました。
くん炭
くん炭 14L 548円(税別)
バーミキュライト・パーライト
30Lと他にはない大きな袋での販売がされています。
砂利・小石
砂利や小石のラインナップが豊富でサイズ別に数多く準備されています。
15㎏で700円程度となっていました。
小袋|ハイドロボール・ハイドロコーン
店内では、ハイドロボールやハイドロコーンの小袋が取り扱われていましたよ。
ダイソー|テラリウム用品『土・砂』
言わずと知れた100円ショップ最大手の『ダイソー』です。
全国で3,000店舗以上も展開しているので、どの地域にもあるのではないでしょうか。
園芸コーナーにはバーミキュライトや観葉植物用の土が並んでいます。
内容量は2~3Lの物が多く、赤玉土は見当たりませんでした。
セリア|テラリウム用品『土・砂』
100円ショップで全国2位の規模を誇る『セリア』です。
全国で1,500店舗以上もあり、こちらもみなさんご存じではないでしょうか。
2Lの赤玉土がありました。
粒のサイズ表記はなく、また硬質もありませんでした。
カラーストーン(230g)やバークチップ(500mL)も陳列しており、少量だけ使いたい場合には良いですね。
テラリウム用品:『土・砂・ソイル』を『インターネット』で入手
インターネットで検索してみると、たくさんヒットします。
ただ楽天市場でもAmazonでも価格が高い・・・
赤玉土で見ると、1,000円を超えるものがほとんどで、2Lなどの小袋でも送料を込みで考えると1,000円を超しています。
発送の手間や送料を考えると、価格面ではどうしても実店舗に軍配があがりそうですね。
しかし、テラリウムでは粒サイズが1~3mm程のものが欲しいですが、実店舗では扱いが少ないことが悩ましいところです。
ちなみに楽天市場とAmazonのリンクを貼っておきますので、気になる方はチェックしてみてください♪
調合済の土
インターネットでは、テラリウム用に調合された土も販売しています。
それらの土はショップごとに特色があり、経験に基づいた自慢の配合の土となっています。
初心者の場合、まずは手始めに調合済の土を使ってみるのもいいのではないでしょうか。
まとめ
土の選定に関して、ネット上では100円ショップの土だと「虫がでる」などの評価をよく目にします。
屋内での鑑賞を目的とするなら、できるだけ虫との関わりは無くしたいものです。その為、殺菌処理済の土を選ぶとよいでしょう。
総合的にテラリウム用品の『土・砂・ソイル』の入手方法と値段を見ていくと、実店舗でのホームセンター購入が一番おすすめです。
10L~の大袋と、5L程度の小袋での販売がされており、価格はどちらもさほど変わりません。
もったいないからと大袋を購入しても、余って保管に困るようでしたら、思い切って小袋にしてみるのもいいでしょう。
また、ホームセンターは100円ショップと比べ、品揃えが良く、小石などは店頭で好みのサイズや色合いを選ぶことができます。
どのようなイメージのテラリウムになるかを吟味し、土や石をホームセンターで考えるのも楽しいひと時になるでしょう。
ただ、実店舗で扱っている商品はテラリウム用としては粒サイズが大きいことが難点です。
近くのホームセンターを回り品定めし、欲しい粒サイズがなければインターネットに切り替える。といった具合がベストでしょう。