天然の苔の洗浄方法を紹介します。
天然苔の洗浄
室内に置いて楽しむ苔テラリウム。
カビや虫が寄ってきては和みアイテムの魅力が半減してしまいます。
天然の苔の場合、外から採取してきていますので、汚れや虫はつきものです。
購入した時に、販売業者がある程度は綺麗にしてくださっていますが、どうしても見逃しはあって当然です。
そこで、購入したら苔の洗浄をすることいいでしょう。
100円ショップの容器を使うことにより簡単にできますので、見ていきましょう。
手順1|洗浄容器の準備
苔を水に沈めるのですが、水を溜めておく容器を準備します。
ある程度高さも欲しいので、今回は100円ショップのダイソーで購入した「シューズケース」を使用します。
また、苔をそのまま入れると水中でバラバラになってしまったり、取り出すときに大変にならないようにカゴを使います。
水を溜める容器よりも小さいことはもちろんですが、写真のように仕切りのついたものですと、同時に数種類の苔を洗うことができます。
こちらもダイソーで購入しました。
容器もカゴもシールを外し、事前に1度洗浄しておきます。
手順2|苔をカゴに移動
洗浄するために、苔をカゴに入れていきます。
仕切りがあるので、種類ごとに分けて入れていきます。
ぎゅうぎゅうに詰めすぎると洗いにくいので、すこし余裕のある量にしましょう。
手順3|苔を流水で洗浄
流水で洗っていきます。
蛇口にシャワーヘッドがある場合は、シャワーにして洗浄した方が、優しくまんべんなく洗えるのでいいですね。
大きなゴミや砂のかたまりなどを洗い流していきます。
もちろん虫も発見したら、取り除きます。
手順4|苔を水中に沈める
流水で洗い終わったら、容器に水をはり、苔をカゴごと沈めていきます。
ちゃんと苔全体が水に沈むようにします。
浮いてくる場合は、上に重りを乗せて沈めてもいいでしょう。
苔の隙間に空気が残っている場合が多いので、ピンセットなどを使って優しくゆすって、空気を逃がしてください。
そして1時間ほど水中に沈めておきます。
手順5|水中から取り出して完了
水面を見ると、細かなゴミが浮き上がってきています。
容器の底にも小さなゴミがたくさん落ちており、まだこんなにゴミが残っていたのか~とビックリすると思います。
水中に沈めておくことで、苔の中に潜んでいた虫も出てきますので、これでほとんど除去することができます。
浮いているゴミを除去した後、苔の入ったカゴを持ち上げて水中から出して完了です。
洗った後は、苔の隙間のゴミもなくなり、すっきり爽やかな苔を見ることができますよ。
ぜひみなさんも挑戦してみてくださいね♪